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UXDTセミナーで焦点化したこと

ようやく半期の9月が終わり、セールスとしては一瞬ではありますが肩の荷が下りる今日この頃。9月最終日といえば翌日未明まで飲んで騒ぎがちな昨今でありましたが、今回はほどほどにして9/30にUXDTのセミナーに参加。正直理解し難い部分やしっくりこない点が多々ありましたが、聞いていて関心があったところ(=焦点化したところ)を外化していきます。

 

場所はグランフロント 谷岡学園梅田サテライトオフィス。最近なんやかんやでGFOにくる機会が多く、改札から最短距離の道を覚えましたw

 

 

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<アジェンダ>

〔1〕コンテキスト

〔2〕セルフユーザビリティテスト

〔3〕懇親会

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流れは下記の記事をActive Book Dialogueっぽく読み合わせ。

https://uxdaystokyo.com/articles/context00/

事前に読んだらいい、とイベント説明にあったので読んでましたけどね。

なぜこの記事を…?という疑問はさておき。

 

コンテキストはパスタでいう茹で塩

コンテキストは、最重要事項ではないけれど、しっかり考慮すべき場合とそうでない場合があるので考えすぎは禁物とのこと。例えばある商品やサービスについて、ユーザーのコンテキストにかかわらず価値がある商品やサービスであればコンテキストはそれほど重要ではない。一方で世の中の動向の変化によって、コンテキストの何らかの要素が重要になることがあるのでユーザーのコンテキストをしっかり押さえておくのは価値があるとのこと。

コンテキストが重要でない具体的なケースのイメージがわかず、なんとなくモヤモヤしたフレーズではありますが、字面だけを追うとそれっぽく聞こえたコンテキストの説明でした。水道電気ガスのインフラとか生きていく上で最低限の衣食住のことかしら。そういえば先日UXKANSAIで実施した質的調査のKAカードでは、対象にした人のコンテキストまで追えてませんでしたが、コンテキストまで香料すると結果が違ったかもわかりません。まぁ何やらあやしいのでコンテキストが重要でないような実際のケースをアンテナ張って探してみようと思います。

 

 

GoogleのMicro Moments

さらっといってしまったので後で補足的にググりました。インプットは下記のとおり。

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Micro-Moments とは、「何かをしたい」という意図が生じたとき、すぐに目の前にあるデバイスを使って調べる・買うといった行動を起こす瞬間のこと。そしてこの瞬間は、生活者が何かを決断したり、ブランドに対する好みを形成する大切な瞬間でもある。

「Google と考える Micro-Moments(1): マーケターにとって見逃せない瞬間「Micro-Moments」とその活かし方」

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なるほど。モバイル端末が普及したので、ユーザーの検索行動が変化し、ユーザーの購買プロセスや行動が変わった。つまりコンテキストが変わったので、人のMicro Momentsも変わった。「あ、あれ食べたい」「あのコントしてる芸人の名前忘れた」「この本買っといていつか読もう」みたいなとき、人はMicro Momentsを効率的にできるようになったということでしょう。この先はモバイル端末に代わるようなMicro Momentsを促す商品やサービスがじゃんじゃん出てくるんだろうと思ったら、すでに音声認識するスピーカーがありますね。Micro Momentsに対するサービスのように、人に行動を起こさせる瞬間をサポートする仕組みを自己啓発やモチベーション向上に役立てられたら良いなとふと思いました。パターン化。

 

 

人の脳にはシステムが2つある話

常時アイドリングしていて無意識化で反射的に判断を下す「システム1」(泣いている子を見て悲しんでいると判断するシステム)、スイッチを入れないと稼働せず意識的に作業させる思考/熟慮型「システム2」(17×24のように考えさせるシステム)があるとのこと。

https://www.teamspirit.co.jp/workforcesuccess/diversity/system-12.html

UXを学び始めて以降、建築家の思考やデザインパターン、感性工学まで徐々に関連していそうな領域に学習を広げていっていますが、まだ認知工学のような人の脳の領域にまで足を踏み込めていない…でもこういうの知ってると何かの役に立ちそうですよね。人を動かすシステムである身体と脳、つまりハードもソフトもそれとなく興味が沸いてきたので徐々に学びを広げていこうと思います。

 

 

焦点化から始まる変化

最近はUXDとその周辺の学習にけっこう没頭してインプットとアウトプットをするようになりました。自分の興味関心を焦点化していると、自ずと周辺のことが気になって、少ないながらもアウトプットしていくと知識がやんわり有機的につながり楽しいという感覚がでてきた今日この頃。関連する領域だけでなく、脈絡のないことでも自分の興味関心に素直に向き合ってあれこれ吸収していけば、さらに世界を広げていけるイメージがじわじわ沸いてきています。あたまでっかちにならないようにしっかり素振り(アウトプット)して、自然なUXD的振る舞いができるようすこしづつ慣れて良くなっていこう。おわり。

 

 

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