UX KANSAI #04/05 質的調査(記述と分析)

 

最近肌寒いですね。もうすぐ秋ですか?

さて去る9/2,3の二日間、UX KANSAI最大の目玉(と密かに楽しみにしていた)である質的調査と、調査の分析結果を使ったサービスデザインを実施しました。

 

(観察フィールドに嵐山を選択。丸太町からタクシー3,000円)

 

 

2日間の流れは以下のとおり。

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1日目
-集合@京都、ミッション説明
-作戦会議
-フィールドワーク
-KAカード、KAマップの作製
-古民家で宿泊

 

2日目
-集合@大阪、ミッション説明
-パターンランゲージ・シートの記述
-パターンを応用したサービスデザイン
-発表、講評

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(スマホをもって歩く人約6割強。「観光」に再定義が必要か。)

 

 

・フィールドワークのミッションは「人はどんな時に何が嬉しいのか」を探すこと。僕らのチームは嵐山・清水寺へチームに分かれて観察。観察結果から人のうれしい価値を概念化し、概念化した価値をさらに俯瞰できる状態(価値マップ)にするところまでが質的調査。
・質的調査で得られた価値マップから、人のうれしいパターン(成功の共通項)を抽出して言語化(パターンランゲージ)し、それをデザイン言語としてサービスをデザインする。


2日間を端的にまとめるとこんな感じですが、なかなかどうして精神的ダメージの大きい2日間でしたw

 

 

 


振り返りと内省

 

今回のしくじりポイントは以下のとおり。

結論(極論)からすべて繋がってます。

 

-(極論)UXに取り組むマインドが足りていない


-知識の「収納庫」を意識できていなかった

W型解決モデルから。収納庫に物が少ない上に、整理されていない。

 

-観察思考になり切れていない

人のうれしいポイントを自分の価値基準でとらえてしまっている。仮説を立てないようにしつつ立てたものの見方をしている。現地に行かなくても想像できるうれしいポイントを集めがち。あの人のあの振る舞いはうれしいのか?うれしくないのか?が分からないし、気づけない。


-好奇心のアンテナが鈍い

だいぶ昔ですが就活で「自分を動物に例えると?」という面接官の質問に対し「犬です!好奇心旺盛で、なんでも口にいれてみるようなイメージです」と言っていたのが恥ずかしいw

なので人がうれしそうなポイントを予測できず、焦ってその場に構えて観察できないため、よい写真が撮れない。我慢も足りてないんでしょう。

 

-想像力が足りない

KAカード「ユーザーの心の声」の想像力が足りない。なので「行為の背景にある生活価値」も明快に書けない。書く人の捉え方に依存しそうなこのワークを、どう書くかについてチームで決めずになんとなく初めてしまったこともよくない。ここから芋づる式に問題が発生。「行為の背景にある生活価値」が出来事とユーザーの心の声から客観的に判断内容できるものではなく、中途半端に概念化しようとしたようなフレーズになっている。「え、何?」というような価値がちらほら。

 

-単純に価値の概念化が下手

自分たちでも説明不能な単語を使っていて思考停止している。概念化したと思った言葉が分解しきれていない。現象そのままのものまであり。

 

-決め方を決めること

価値マップづくりの進め方を決めてませんでした。まだピンときていないこの工程ですが、「グルーピングしたKAカード達の価値の中分類し、カード同士の位置関係マッピング」「さらに中分類自体の位置関係マッピング」と、工程が進むごとに沈黙が増える。


ー前提条件(チェックリスト)が蚊帳の外

どこでしくじっているか気づけない。また気付いても「ちょっとこれ先に考えようぜ」ができていない。

 

-「サービスデザイン」であることの意識不足

これもチェックリストの話ですね。ビジネスモデルやプレイヤーなど、統合的に考えられていない。即ちおさまりがない。

 

 

ざっと見ると意識的な要素が多いですね。日々の行動変容まで至るマインドが足りてないことが浮き彫りですね。

正直書くのがつらくなってきてきてますが、「失敗できる幸せ」とリフレーミングし前を向くことに専念しますw

 

(個人的に今回一押しのパターン。エピソード的UXの拡張)

 

 

 

気付き、行動を変えること

 

-時間の使い方

「次の段階にいくと、何が悪かったかがわかる。大体人間は、何かやっているときそれがいいか悪いかわからない」という話から考えたことですが。これは最後までやりきらなければ、結局何が悪かったか理解しきれないということかもしれない。だから時間内に最後まで、収まりまでやりきらなければならない。最後までやりきらないと、何が問題だったかという原因や要素を全部洗い出せない。だからこそ時間をうまく使い、計画的にアウトプットまでをだしきらなければならない。ここまでいって初めて体験となり、これを増やすことが経験となるのでしょう。
「他のチームを見ろ」とう話も、ただ他を参考にするのではなく、スピードを求められているから。実際のビジネスの場ではちんたらやってられないですもんね。決まった時間内に最大のアウトプットを出さなければいけない。時間対成果にストイックに向き合わなければならない。この態度が身についていないと、せっかくUXデザインを知識として身につけたとしても、「ただの頭でっかちで実践で使えない人」になっちゃうんだろうなぁ。やー、そうはなりたくない。


-自分が貢献できること

このUX KANSAIの学びは、間違いなく実学だと思ってます。なので、自分が勝手にお勉強するのも大事ですが、参加者ひとりひとりの実践力が高まることが結果としてこのセミナーを最大限活用することにつながるのだと思います。そこで、あらためてチームに、全体に自分が貢献できることは何か。気づけば半分消化しましたが、のこり時間をどう使うか。問うて実践しようと密かに思いましたw


-古民家の宿泊体験とまとめ

今回は合宿に参加したので、神戸在住にも関わらず京都に泊まるという贅沢な時間を過ごしました。古民家自体の体験も楽しかったですが、近くに夕食を探しにいったり、大所帯で銭湯探しに行ったり、朝ラーメンで胃もたれしたりと新しい京都の楽しみ方?を発見できたのもよかったと思います。考えることもそうですが、自分の好奇心のままに体験を増やしていくことが、そのまま学びや経験につながっていく。この感覚を感度高く、日々使っていこうと思います。おわり。
 

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